「Custom UI Editor Tool インストール方法」でCustom UI Editor Toolのインストール方法を紹介したので、今回は簡単に使用方法を紹介します。
※ Office 2010に対応した新しいバージョンの説明はこちらです。
1. Office 2007ファイルを用意します(今回はxlsxファイル)。
2. デスクトップもしくはスタートメニューから「Office 2007 Custom UI Editor」を実行します。
3. Fileメニューの「Open」から、1.で用意したファイルを選択します。
4. Sampleメニューの「Excel - A Custom Tab」を選択します。
5. 画面下部の作業ウィンドウにサンプルのXMLが表示されますが、とりあえずこのまま「Save」ボタンをクリックしてファイルを上書き保存します。
6. 編集したファイルをExcelで開くと、ホームタブの右横に「Contoso」タブが追加されています。
以上で作業は終了です。
5.のXMLと6.で開いたファイルとを比較すると、XMLの内容がリボンUIに反映されていることが確認できます。
上記作業の通りCustom UI Editor Toolを使用すると、自分でZip解凍・圧縮することなくリボンをカスタマイズすることができます。作業者の負担を大きく軽減してくれる、非常に便利なツールなのですが、このツールには1つだけ弱点があります。
次回はその弱点と対処法について紹介したいと思います。