前回の記事の続きです。
ファン納得のサメ展示
ミツクリザメやラブカ以外にも、会場ではカグラザメやユメザメ、ムラサキギンザメ等々、多くのサメが展示されています。
中でも目を引くのが、全長約3メートルの「オンデンザメ」の標本です。
目も鼻も口も肌の質感も、間近で観察できます。
これは素敵すぎる!!!
時間を忘れてベッタリ水槽の前に張り付いてしまいました。
7メートルを超える大きさのオンデンザメも撮影されたことがあるので、今回展示されている個体はそれほど大きいとは言えないのですが、人間からすると十分に大きく、間近で見ると圧倒されます。
ダイオウホウズキイカの腕
重量はあのダイオウイカを遥かにしのぐと言われる「ダイオウホウズキイカ」、今回の特別展では、その“腕”と“口器”、“かぎ爪”、“幼体”が展示されています。
ダイオウホウズキイカの生息地は南極海周辺の深海、ダイオウイカ以上に発見例が少ないため、今回の展示はかなり貴重です。
獲物を捕らえるときに使うと言われる、特徴的な「かぎ爪」もハッキリ見ることができます。
ダイオウイカの標本ももちろんあります。
縦に展示されているので、その大きさが際立っていますね!
超深海の生き物たち
“もっと深く”、のキャッチフレーズ通り、水深6,000メートル以上の超深海で暮らす生き物たちの標本もありました。
マリアナスネイルフィッシュやヨミノアシロ(漢字が「黄泉阿代」、カッコイイ!)、ダイダラボッチ等、極限状態に生息する彼らは一体どのように生きているのでしょうか?
8月27日(日)放送予定の「NHKスペシャル 超深海地球最深への挑戦(仮)」で、その生活の一部が解き明かされそうです。
次回記事に続きます。
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