久しぶりの読書感想です。
読書といっても私が読むのはほぼほぼマンガなので、今日もマンガ感想です。
今回紹介するのはとなりのヤングジャンプで連載中の「明日(あけび)ちゃんのセーラー服」(博先生)のコミックス第1巻。
あらすじ
主人公はアイドルが着ていたセーラー服にあこがれ、お母さんの母校である私立蠟梅(ろうばい)学園に中学受験で頑張って入学した明日小路(あけびこみち)ちゃん。
仕立ての仕事をしているお母さんに作ってもらったセーラー服を着て、夢の学園生活がスタート!…と思いきや、学校の制服はブレザーに代わっており、あけびちゃんは一人だけセーラー服という、まるで羞恥プレイのような状況で学園生活を迎えることに…。
とまあ、そんな感じで不安だらけの始まりですが、「となりのヤングジャンプ」で今なら試し読みできるので、そちらを読んでいただいた方が手っ取り早いです。
感想
コミックス1巻は第1話から第6話までが収録されていますが、もう何といっても
女の子がカワイイ!
主人公のあけびちゃんはもちろんですが、友達の木崎さん、兎原さん、古城さんなどなど、出てくる女の子みんな可愛く、
「正直、これは反則だろ・・・」
と思うくらい凶悪な可愛さが展開されていますが、登場人物の表情や所作の描写が細やかで、生き生きとしたキャラクターたちを見ているだけで癒されます。
「明日ちゃんのセーラー服」3話より
「明日ちゃんのセーラー服」3話より
「明日ちゃんのセーラー服」3話より
田舎の学校を舞台にしたストーリーもほんわかしてまた良い!
このマンガを読んでいるとニヤニヤしてしまうので、電車の中で読むのはお薦めできないほどです。
トーン少な目、線画メインで描かれた背景もまた素敵です。
小説の挿絵のような、映画のワンシーンのような背景は、それを見ているだけで想像力が掻き立てられ、読者を作品の世界に没入させてくれます。
「明日ちゃんのセーラー服」1話より
となりのヤングジャンプでの連載が月1なので、進度が早いとは言えないのですが、
だがそれがいい!!!
「早く続きが読みたい!」
「けれど“あけびちゃん”はゆっくり楽しみたい!!」
週刊連載でサクサク読む、というよりは、ゆっくり長――――く楽しみたい作品、それが「明日ちゃんのセーラー服」です。
要らぬ羞恥プレイ
コミックス第1巻が4月19日に発売されることを知り、近所の本屋さんに取り置きをお願いしました。
私「本の取り置きをお願いしたいのですが」
店員さん「かしこまりました。どの本をお取り置きいたしましょうか?」
私「明日ちゃんのセーラー服です。」
店員さん「明日ちゃんのセーラー服ですね。1巻でよろしかったでしょうか?」
私「はい。明日ちゃんのセーラー服1巻をよろしくお願いいたします。」
で、いざ本屋さんに行ってみたら、
普通に平積みされてるじゃねーか!
取り置きしなくて良かったやん!
取り置きはともかく、良い歳したオジサンが店頭で「明日ちゃんのセーラー服1巻の取り置きをお願いした〇〇ですが」とかほざくの、どんな羞恥プレイだよ!?
いや、恐らく店員さんは何とも思っていないと思いますが、自分の中では「あーー、やっちまったなー・・・」という体験でした。
でも後から知ったのですが、この本、現在品薄状態になっているのですね。
Twitterを見た限り、何件もお店を回ったのに見つからなかった、という方が結構いらっしゃいました。
であれば、まあ、発売日に読めたし、取り置きをお願いしてでも買っておいて良かったのかな?なんて思います。
となりのヤングジャンプのトップページには“発売3日で3刷”と書いてあったので、近い内に品薄も解消されるはずです。試し読みして面白いと思った方は、是非ご購入ください!
デジタル版も5月2日に発売されるようです。
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