Wordには、選択中の文字列と似た書式の文字列を一括選択する「類似した書式の文字列を選択」コマンドが用意されています(Word 2010の場合は ホームタブ→編集グループ→選択 から実行)。
今回はこのコマンドをマクロから実行する方法を3種類まとめてみました。
Public Sub Sample1() Application.Run "SelectSimilarFormatting" End Sub Public Sub Sample2() Application.CommandBars.FindControl(ID:=5946).Execute End Sub Public Sub Sample3() Application.CommandBars.ExecuteMso "SelectTextWithSimilarFormatting" End Sub
ApplicationオブジェクトのRunメソッド、CommandBarButton(CommandBarControl)オブジェクトのExecuteメソッド、CommandBarsオブジェクトのExecuteMsoメソッドを使う方法で、どの方法でも結果は同じです。
下記のように書式を変更したり、クリアしたりすることもできるのですが、正直、使い勝手はあまりよくありません・・・。
Public Sub Sample01() Application.Run "SelectSimilarFormatting" Selection.Font.Bold = True End Sub Public Sub Sample02() Application.Run "SelectSimilarFormatting" Selection.ClearFormatting End Sub
今回は、こういったことも一応できるんだ、という機能の紹介でした。
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