2015/03/31 追記 == ここから ==
Power Query(Power BI)を利用するための“条件”について、分かりやすく書かれた記事がありました。
・Excel ユーザーのための Power BI 系インストールのお話
http://road2cloudoffice.blogspot.jp/2015/03/excel-power-bi.html
一般社団法人実践ワークシート協会の沼口氏のブログです。
以下は上記記事からの引用で、
2016 では Power Query はアドイン扱いではなくなっている。今後、これがどのような形で各エディションに展開されるかはまだ不明だが、これまでのマイクロソフトの動きを考えると、Power Pivot のように利用できるエディションのみ選択可能で、そうでないエディションはタブに表示されないか、グレイアウトされるなどの処置が施される可能性が高いと思われる。もしそうでなければその英断を称えたいところだ。
Excel 2016 PreviewではPower Queryが標準機能になっていて、私としては「ついに来たー!」と思っていたのですが、IT管理者/開発者向けのPreviewとは違って、たしかに製品版では制限が掛かる可能性もあるわけで・・・。
製品版の登場までまだ時間がありますが、Power Queryの標準機能化がぬか喜びに終わらないと良いなー、と切に思う次第であります。
2015/03/31 追記 == ここまで ==
※ 下記情報はOffice 2016 Preview版を元にしています。製品版では変更になる可能性がありますのでご注意ください。
IT Pro/開発者向け用のプレビュー版だからかもしれませんが、Excel 2016 PreviewではPower Queryが標準機能になりました。
Power Queryは、一言で言えば“データベース/Web クエリの超機能拡張版”といった機能で、CSVファイルやAccess データベースはもちろん、SQL ServerやAzureからもデータを引っ張ってくることができる優れものです。
Power Query自体はこれまでもアドインとして提供されていたので、真新しい機能では無いのですが、“標準機能になった”という点がとても大きいです。
下図はExcel 2016 Previewの画面ですが、ご覧の通り「データ」タブの中に「Power Query」グループが存在していて、外部データを参照したいときは「新しいクエリ」から、すぐにデータを持ってくることができます。
Salesforceのデータも参照することができ、サインインして接続を許可すれば、
Salesforceの各オブジェクトが作業ウィンドウにすぐに表示されます。
取引先はもちろん、リードや取引先責任者、Salesforceユーザーのログイン情報まで、様々なデータがあるので、自分の使いたいデータだけを選んで、Excelに取り込むことができます。
オブジェクトにカーソルを合わせたときに表示されるプレビューウィンドウも便利です!(データの性質上ぼかしを入れまくっているので分かりづらいかもしれませんが…)
Salesforceにももちろんレポート機能は備わっていますが、使い慣れたExcel上で作業ができるのは、とても使い勝手が良いです。
以上のように、Power Queryは外部データを活用するのにとても便利で強力な機能です。
しかも、SQL文を書く必要すらなく、誰でも手軽に利用することができます。
Excel 2016製品版にも、是非このまま搭載されてほしいですね!
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