Wordのオプション画面 → 文章校正 → Word のスペル チェックと文章校正 に「文書のスタイル」項目がありますが、今回はこの文書のスタイルを変更するマクロを紹介します。
設定できるスタイル名は、下記コードのようにLanguageオブジェクトのWritingStyleListプロパティから取得することができます。
Public Sub Sample1() '「文書のスタイル」列挙 Dim v As Variant Dim i As Long With Application v = .Languages(.Language).WritingStyleList For i = LBound(v) To UBound(v) Debug.Print v(i) Next End With End Sub
上記コードではApplicationオブジェクトのLanguageプロパティから言語を取得していますが、
v = .Languages(wdJapanese).WritingStyleList
のように、言語を直接指定(WdLanguageID)することもできます。
(もちろん、指定した言語の校正ツールがインストールされていることが前提になりますが)
文書のスタイルを変更する場合は、下記コードのようにDocumentオブジェクトのActiveWritingStyleプロパティを使います。
Public Sub Sample2() '「文書のスタイル」を「くだけた文」に変更 ActiveDocument.ActiveWritingStyle(Application.Language) = "くだけた文" End Sub
上記コードもApplicationオブジェクトのLanguageプロパティによって言語を指定していますが、これもやはり、「ActiveWritingStyle(wdEnglishUS)」のように、直接言語を指定することができます。
■ 関連Webページ
・Wordの文章校正設定の「文書のスタイル」をマクロで取得・変更したい
https://social.msdn.microsoft.com/Forums/ja-JP/vbajp/thread/8c144301-d259-4388-af63-81faeb1bce05
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