Office関連

選択中の表の行数を取得するWordマクロ

Word VBA 表 行数」といったキーワード検索でのアクセスがありました。

Wordマクロで表の行数を取得する方法を調べている方からのアクセスだと思いますが、実は表の行数はRows オブジェクトCount プロパティを使って簡単に取得することができます。

Public Sub CountSelTableRows()
  With Selection.Tables
    If .Count > 0 Then
      MsgBox "カーソル位置の表の行数は「" & .Item(1).Rows.Count & "」です。", vbSystemModal
    End If
  End With
End Sub

たとえば上記コードを実行すると、カーソル位置にある表の行数をMsgBoxで表示します。

CountSelTableRows_01

逆に列数を調べたいときは「Columns.Count」のように、Columns オブジェクトを利用します。

下記のようにすれば、選択中の文書にある表の行数を順番に取得することもできるので、マクロで表の行数を取得したい場合には是非お試しください。

Public Sub CountTableRows()
  Dim i As Long
  
  With ActiveDocument.Tables
    For i = 1 To .Count
      MsgBox i & "番目の表の行数は「" & .Item(i).Rows.Count & "」です。", vbSystemModal
    Next
  End With
End Sub

[OneNote]クリップボードから新しいページに貼り付け前のページ

2014年9月の人気記事次のページ

関連記事

  1. Office関連

    代理人アクセスによって予定を追加するOutlookマクロ

    先日久々にmougの質問に回答しました。マクロを使って、Exc…

  2. Office関連

    Microsoft MVP for Outlook を初受賞しました。

    2010年7月から「Office System」分野でMicrosof…

  3. Office関連

    コマンドマクロ一覧(Word 2013 Customer Preview)

    Word 2013 CP版に組み込まれている「コマンドマクロ」のコマン…

  4. Office関連

    [Outlook]仕分けルールでスクリプト(マクロ)を実行する。

    Msdn フォーラムにあった質問関連でメモを残しておきます。…

  5. Office関連

    マクロに割り当てたショートカットキーをCSVファイルとして出力するWordマクロ

    Word MVPの新田さんが書かれた以下の記事を見て思いついたマクロで…

  6. Office関連

    KB2553154の更新プログラムをアンインストールするVBScript

    2014/12/11 追記:当記事で紹介しているのは更新プログラム…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

※本ページはプロモーションが含まれています。

Translate

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP