※ 下記に紹介する方法はOfficeのサービスパックからデータ追跡機能付きテンプレート ウィザードのみを抜き出して使用する方法です。アドインファイルのライセンスについては未確認のため、ライセンス違反であることが確認された場合には、当記事も公開を停止します。
データを転記するのに便利な「データ追跡機能付きテンプレート ウィザード」ですが、これまで公開されていた配布先はページそのものが無くなってしまったようです。
そこで今回はOfficeのサービスパックからデータ追跡機能付きテンプレート ウィザードのみを抜き出す方法を紹介します。
- Office XP Service Pack 3 (SP-3)のダウンロードページから「OfficeXpSp3-kb832671-fullfile-jpn.exe」ファイル(インターネット・アーカイブ)をダウンロードします。
- Universal Extractorを使って、ダウンロードしたOfficeXpSp3-kb832671-fullfile-jpn.exeファイルを適当なフォルダに解凍します。Universal Extractorについては「50種類以上ものありとあらゆるファイルを解凍できる「Universal Extractor」」をご参照ください。
- Universal Extractorを使って、2.で出力されたMAINSP3ff.mspファイルを適当なフォルダに解凍します。このとき解凍方法は「MSI TC Packer 解凍」を選択してください。
- 無事にMAINSP3ff.mspファイルが解凍できると、「WZTEMPLT.XLA_0101」ファイルが出力されるので、ファイル名を「WZTEMPLT.XLA」に変更します。
- WZTEMPLT.XLAファイルをExcelのアドインフォルダ(%APPDATA%\Microsoft\AddIns)にコピーします。アドインフォルダを自動的に開きたい場合には「クラシックスタイルメニュー」付属の「アドインフォルダを開く.vbs」ファイルをお使いください。
- Excelを起動し、オプション画面にある「アドイン」から「データ追跡機能付きテンプレート ウィザード」を有効にします。
- アドインタブに「テンプレート ウィザード」が表示されたら設定完了です。テンプレート ウィザードが表示されない場合は、一度Excelを再起動してください。
とりあえず、32ビット版のExcel 2013でウィザードの起動までは確認できましたが、動作の方は未確認です。
Office XP時代のアドインを無理やり動かしているようなものなので、アドインの利用にはご注意ください。
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