マクロでダイアログやボタンの操作を行う時に便利なUI Automationですが、環境によってはUIAutomationClient(UIAutomationCore.dll)参照時に「DLL 読み込み時のエラーです。」とのエラーが発生する場合があるようです。
そんなときは、下記の手順で参照できるようになります。
※ 下記手順は32ビット環境を対象にしています。
- VBE(Visual Basic Editor)を開きます。
- ツールメニューから「参照設定」を実行します。
- 参照設定ダイアログが表示されるので、「UIAutomationClient」を選択します。
- 「場所」欄に表示されているUIAutomationCore.dllファイルがあるフォルダ(下図ではドキュメントフォルダ)を開きます。
- 「%Systemroot%\System32」フォルダにある「UIAutomationCore.dll」ファイルを、手順4.で開いた場所欄のフォルダ(今回の例ではドキュメントフォルダ)にコピーします。
- 手順1.から3.を参考に、「UIAutomationClient」の参照設定を行います。
レジストリ エディタでUIAutomationCore.dllのパスを書き換える方法もありますが、レジストリを弄ることになるので、今回はファイルコピーでの対処方法を紹介しました。
■ 参考Webページ
・「ファイルのダウンロード」のダイアログが表示されたことを判断したい
http://www.moug.net/faq/viewtopic.php?t=68303
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