「“OneNote”がアップデート、URLをメールで送るだけでスクリーンショットを挿入可能に」にある通り、「me@onenote.com」宛にWebサイトのURLを書いたメールを送信するだけで、OneNoteのノートとして当該ページのキャプチャーを取得できるようになりました。
今回はOneNoteのこの機能とGoogle Apps Scriptを使って、自動的に指定したWebサイトのキャプチャーを撮ってみたいと思います。
- まずはGoogle Apps Scriptで使うGメールアカウントを「Microsoft アカウントのエイリアス設定」からエイリアスとして追加します(GメールアカウントでMicrosoft アカウントを取得している場合はこの作業は不要です)。
- OneNoteの「電子メールの設定」を開き、Gメールアカウントのアドレスを指定します。
- OneNoteの設定が終わったら今度はスクリプトの作成です。OneNoteに紐づけたアカウントでGoogleにサインインして、「スクリプト」を作成します(スクリプトの作成方法は「[Google Apps Script]Webアプリケーションを作成する。」参照)。
- 下記コードのように、GmailApp.sendEmailメソッドを使って「me@onenote.com」宛に、キャプチャーを撮りたいWebサイトのURLを送るコードを書きます。
- コードを実行すれば、me@onenote.com宛にメールが送信され、指定したWebページのキャプチャーを撮ることができます。
- さらに、Google Apps Scriptのトリガー機能を設定して一定間隔でスクリプトが実行されるようにすれば、自動的にWebサイトのキャプチャーを撮り続けることもできます。
function ClipWebOneNote() { GmailApp.sendEmail('me@onenote.com', 'MyBlog', '//www.ka-net.org/blog/'); }
一体何の役に立つかとても疑問ですが、OneNote + GASでこんなこともできるんだ、という事例の紹介でした。
ちなみに、OneNoteのキャプチャー機能の、キャプチャー取得対象サーバーのアクセスログは下記のようになっていました。
65.55.217.245 - - [10/Jul/2014:13:18:34 +0900] "GET / HTTP/1.1" 200 3760 "-" "Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/534+ (KHTML, like Gecko) BingPreview/1.0b"
掲示板監視のためのソフトを探していたらここにたどり着きました。
掲示板では、結構書き込みが頻繁で、しかも頻繁でありながら投稿削除も頻繁です。
そこで削除される前に定期的にページのキャプチャがとれないか探っていたらここを見つけました。
なかなか設定が難しいかもしれませんが、
ちょっとやってみたいと思います。