「Microsoft、GoogleのChromeアプリ版Office Onlineをリリース」にもあるように先月リリースされたChromeアプリ版のOffice Onlineを今更ながらに使ってみました。
使い方は簡単で、ストアからアプリを追加するとChromeのトップ画面、あるいはアプリランチャーからすぐにOfficeアプリケーションを利用することができるようになります。
製品版のWordで、サンプル文書を作成する際に使える有名な機能「rand()」もWord Onlineで問題無く使えます。
製品版不要で、ある程度のファイル作成や編集が行えるので、なかなか使い勝手が良くて便利なアプリです。無料で使える、というのも嬉しいですね!
ただ、このChromeアプリ版のOffice、Microsoft Office Onlineから使えるOfficeと何が違うのかがよく分からなかったので、[%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions]からアプリのマニフェストファイルを調べてみました。
その結果、アプリ起動時に開かれるURL(web_url)が下記のようになっていました。
- Word:https://office.live.com/start/word.aspx?WT.mc_id=016_Chrome_Web_Store_App_Word_1
- Excel:https://office.live.com/start/Excel.aspx?WT.mc_id=016_Chrome_Web_Store_App_Excel_1
- PowerPoint:https://office.live.com/start/PowerPoint.aspx?WT.mc_id=016_Chrome_Web_Store_App_PowerPoint_1
- OneNote:https://www.onenote.com/notebooks?referrer=ChromeStore
つまり、Chromeアプリ版といっても普通のOffice Onlineと変わらない、というわけですね。
少々期待外れというか、残念な感じもしますが、Office Onlineがとても便利である、ということには変わりは無く、このChromeアプリ版のOffice Onlineによって、簡単にOffice Onlineで作業できるようになるのは事実ですので、Chromeユーザーの方にはお薦めのアプリだと思います。
興味がある方は是非お試しください!
使用するときにMSアカウントはいらないのでしょうか