Web上でVBAやSharePointアプリケーションのコードを解析して、Office 365やWindows Azureに移行するのを助けてくれるツール「Microsoft Sharepoint and VBA Code Analyzer」のベータ版が公開されました。
・Microsoft Sharepoint and VBA Code Analyzer
https://www.office365appmigrations.com/
ドメインからしてそのまんまのサイトですね。
利用方法は簡単で下記の通りです。
- 「Microsoft Sharepoint and VBA Code Analyzer」にアクセスします。
- 右上にある「Sign In」をクリックし、Microsoft、Facebook、Google、いずれかのアカウントでサインインします。
- 「このアプリがあなたの情報にアクセスすることを許可しますか?」との確認画面が表示されたら「はい」ボタンをクリックします。
- Home画面が表示されたら「Upload my Files」をクリックします。
- Upload your files画面が表示されたら「Introduce a package name to start uploading files…」部分にグループ名を入力し、「Drop files to upload」部分に解析対象のファイルをドラッグ&ドロップするか、クリックしてファイル選択ダイアログからファイルをアップロードします。グループ化されたファイルはすべて、一緒に解析されます。「Begin Analysis…」ボタンをクリックすると、解析が始まります。
- 解析が終了すると、「My Reports」から結果を見ることができます。
- 「Download Report」ボタンをクリックすれば、XML(Excel)形式でレポートをダウンロードすることもできます。
以上で作業は終了です。
解析結果のレポートを見る限り、モジュール数やコメント数、コード中でどんなオブジェクトや関数がどれだけ使われているのかといった情報等を知ることができるようです。
VBAやオンプレミス環境のシステムからの移行を考えている場合は、最初の取っ掛かりの調査として上記ツールを使ってみるのも良いかもしれません。
ちなみに、コードの解析は安全な場所で行われているとのことです。
■ 参考Webページ
・Introducing: The SharePoint and VBA Code Analyzer – Apps for Office and SharePoint blog – Site Home – MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/officeapps/archive/2014/03/04/introducing-the-sharepoint-and-vba-code-analyzer.aspx
この記事へのコメントはありません。