「What’s new for PowerPoint 2013 developers」でも紹介されていますが、PowerPoint 2013ではApplicationオブジェクトに「AfterShapeSizeChange」と「AfterDragDropOnSlide」という2つの図形関連のイベントが追加されました。
AfterShapeSizeChangeイベントはスライド上の図形のサイズが変更されたときに、AfterDragDropOnSlideイベントはスライド上に図形がドロップされたときに発生するイベントで、使い方は下記のコードのようになります。
'Slide1モジュール Option Explicit Private WithEvents App As PowerPoint.Application Public Sub Sample() Set App = Application End Sub Private Sub App_AfterShapeSizeChange(ByVal shp As Shape) Debug.Print shp.Name End Sub Private Sub App_AfterDragDropOnSlide(ByVal Sld As Slide, ByVal X As Single, ByVal Y As Single) Debug.Print Sld.Name, X, Y End Sub
※ Slideモジュールの使い方は「[PowerPoint]Applicationオブジェクトのイベントを利用する」参照。
ただ、PowerPoint MVPのShyam Pillai氏も自身のサイトで仰っているのですが、AfterShapeSizeChangeイベントの方は上手く動作するのですがAfterDragDropOnSlideイベントの方は上手く動作しません。
私の方でもイメージファイルをスライド上にドラッグ&ドロップしたり、色々と試してみたのですが、イベントが発生しないのでこのイベントをどのように利用するのか分からないのが現状です。
動作させる条件か何かがあるのかもしれませんが、そちらについては引き続き調べていきたいと思います。
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