開発の知識が無くても簡単に受発注管理や日報、交通費申請といったビジネスアプリを作成できる便利なクラウドサービス「kintone(キントーン)」、開発者向けに用意されている“kintone 開発者ライセンス”の取得方法を紹介します。
kintone 開発者ライセンスの概要
kintone 開発者ライセンスは、その名の通りkintone APIを使った開発を目的とした開発者向けのライセンスで、無料で利用することができます。
- 利用目的:kintone API を使った開発目的
- 対象サービス:kintone
- プラン:スタンダードコース
- ユーザー数上限:5
- 提供期間: 1 年間
https://cybozu.dev/ja/kintone/developer-license/ より
注意事項
自由にkintoneアプリ開発が試せる非常に便利な開発者ライセンスですが、本番運用は認められておらず、あくまでも開発環境としての利用となります。
テクニカルサポートも受けられないため、疑問点についてはcybozu developer community等のコミュニティで質問をするか、自分で解決する必要が有ります。
また、利用期間について、以前は解約手続きをしなければ自動更新される仕様となっていましたが、現在(2023年10月時点)では更新手続きが必要になっています。
このようにサービスに変更が生じる可能性もあるため、申し込む際には必ず最新の公式の案内ページ、ならびに利用規約を確認するようにしましょう。
kintone 開発者ライセンスの申し込み方法
kintone 開発者ライセンスは下記のフォームから申し込むことができます。
会社名(所属団体がない場合は「個人」)、氏名、メールアドレス、ロール、サイボウズ社との関係、利用製品、申し込むきっかけを入力し、利用規約を確認した上で「申し込む」ボタンをクリックしてください。
それほど待たずに登録したメールアドレス宛にcybozu developer networkから「【重要】開発者ライセンスがご利用いただけます」といった件名のメールが届くはずですが(下図ご参照)、届かない場合は迷惑メールフォルダーに振り分けられている可能性もありますので、一度確認してください。
翌営業日まで待ってもメールが届かない場合は、cybozu developer communityの開発者ライセンストピックに問い合わせると良いでしょう。
上記メールに書かれている「ドメイン情報」のURLにアクセスし、ログイン名とパスワードを使ってログインすると、kintoneが使えるようになっていることが確認できます。
アカウント設定、もしくは「cybozu.com 共通管理」からログインユーザーのパスワードを変更できるので、初期パスワードをより強固なパスワードに変更しておくことをお薦めします。
kintone 開発者ライセンスを取得でき、これでkintoneアプリ開発の準備は完了です。
下記情報を参考にして、アプリ、もしくはkintone連携サービスを作っていきましょう!
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