昨日はパブリックプレビューがリリースされたPython in Excelについて下記記事を書きましたが、サンプルを触っていてハマったポイントがあったのでメモ書きとして残しておきます。
※ 本記事の内容は、2023年8月時点ではまだパブリックプレビュー段階である情報を元にしています。今後仕様等変更される可能性がある点には十分にご注意ください。
前回の記事でも書いている通り、「数式」タブの「Python」グループ(現時点ではプレビュー表記)からはいくつかのサンプルをシート上に挿入できます。
このサンプルを触っていて気になったのが下の部分で、サンプルでは下図の通り画像としてグラフが表示されていますが、このPythonコードをそのまま貼り付けても、
下図のようにシート上では「Image」と表示されるだけで画像として表示されません。
この違いが何なのか最初分からなかったのですが、見比べていると数式バーに変化がありました。下図の部分で微妙にアイコンが変わっているのが分かります。
このアイコンをクリックすると「Python 出力」メニューが表示され、「Python オブジェクト」と「Excel の値」の2つの項目が表示されました。
サンプルで表示されていたグラフの画像は「Excel の値」として出力されていたものだったわけですね。
コードをコピー&ペーストしたセルも「Python オブジェクト」ではなく「Excel の値」とすることで無事に画像表示されるようになりました。
この記事へのコメントはありません。