Office Insider BlogでアナウンスされていたWindows版/Mac版ExcelでのOffice スクリプトの実装ですが、私の環境(Excel for Microsoft 365 MSO (バージョン 2211 ビルド 16.0.15813.20000) 64 ビット(Windows版))でもスクリプトの作成・実行を確認できました。
「自動化」タブの「新しいスクリプト」ボタンをクリックすると作業ウィンドウにコード エディターが表示され、コードを書くことができます。
下図のようにインテリセンス機能も有効です。
「すべてのスクリプト」ボタンをクリックすると表示される「サンプル」タブからは文字通りサンプルスクリプトを表示でき、名前を付けて保存することでサンプルを元にコードを書くことができます。
「Office スクリプト」ギャラリーでは最近使用したスクリプトやサンプルが一覧表示されます。
これまでインストール版のExcelでは「スクリプトボタン」によるスクリプトの実行くらいしかできませんでしたが、今回のアップデートによってコードも書けるようになりました。
見たところ「作業ウィンドウ」アドインとして実装されているようなので、「移動」メニューからウィンドウを分離することでコードが書きやすくなった点、ローカルファイルでもスクリプトを実行できるようになった点は非常に大きいですね!
ただ、下記Microsoft Learnにもある要件に満たない環境ではスクリプトの編集や実行が出来ない点はご注意ください
Office Scripts requires a work or school account.
Please select a work or school identity as the primary account for Office and try again.
また、現時点ではOffice スクリプトのグループ(GroupOfficeScripts)の名前が「Office スクリプトの」となっており、日本語として不自然な状態なので、こちらについては後ほどフィードバックしておこうと思います。
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