Power Automate Desktop(PAD)の2021年9月の更新プログラム(バージョン 2.13.138.21255)がリリースされ、「SOAP Web サービスを呼び出す」アクションが追加されたのでさっそく試してみました。
アクションの設定画面は下図の通りで、「要求をビルドする」ボタンをクリックします。
パラメーターの選択画面が表示され、ここでWSDLを指定できるようなので今回は下記のAPIでテストすることにします。
「WSDL」パラメーターとして下記URIを指定し、「インポート」ボタンをクリックすると、自動的にサービスが読み込まれました。
http://webservices.oorsprong.org/websamples.countryinfo/CountryInfoService.wso?WSDL
今回は「ListOfCountryNamesByName」で動作確認するため、「エンベロープを要求する」パラメーターで下記XMLを指定します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <soap:Envelope xmlns:soap="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/"> <soap:Body> <ListOfCountryNamesByName xmlns="http://www.oorsprong.org/websamples.countryinfo"> </ListOfCountryNamesByName> </soap:Body> </soap:Envelope>
「OK」ボタンをクリックすると元の画面に戻り、リクエストに必要なパラメーターが入力されていることが確認できます。
そのまま「保存」ボタンをクリックし、フローを実行すると、無事にAPIが実行されることが確認できました。
個人的にはSOAPのAPIを使う機会なんてここ何年も無いので、今回アクションが追加されたのは意外でした。
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