上野の国立科学博物館で特別展「大地のハンター展 ―陸の上にも4億年―」がついに開催されたので、さっそく行ってきました。
概要
※ 休館日や開館時間などは変更される場合があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。
※入場する際は専用サイトからの事前予約が必須です。詳細は「ご入場までの流れ」をご確認ください。
- 開催期間:2021年3月9日(火)~2021年6月13日(日) ※開催期間は変更される場合があります。
- 休館日:月曜日 ※3月29日、4月26日、5月3日、5月24日、5月31日、6月7日は開館
- 開館時間:9:00~17:00、最終入場は各閉館時間の30分前まで
- 公式Twitterアカウント:@huntersonland
- チラシのPDF
写真撮影について
会場内は、動画撮影や一脚・三脚・自撮り棒を使った撮影、一部展示の撮影は禁止されていますが、フラッシュを焚かなければ写真撮影可となっています。
入場時にスタッフさんから禁止事項等の説明があるので、その指示に従いましょう。
混雑状況
私は開催初日の午後に訪れましたが、入場する際に予約が必須だったことと平日だったためか、下の写真のように会場内には余裕があり、じっくりと展示を楽しむことができました。
各展示も、スペース内にぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、余裕をもって配置されているようでした。新型コロナウイルス対策として、密にならないように配慮されているのだと思います。
詳しい混雑状況は上記のTwitterアカウントをチェックすることをオススメします。
展示紹介
デイノスクスの生体復元モデル
入口近くで出迎えてくれるのが大迫力のデイノスクスです。
史上最大のワニ類で全長は約12メートル、現生で最大のイリエワニの2倍にもなる大きさです。
現生ワニの単純なスケールアップではない、という点がポイントですね。
この復元モデルがどのようにして作られたのかは公式図録に詳しく書かれています。
ラベルに注目したいモグラの標本
「地中のハンター」としてモグラの標本も展示されています。
本特別展の総合監修を務めたのがモグラ研究の第一人者である川田伸一郎先生ということもあり、わずかなスペースながらこだわりを感じる展示でした。
標本のラベルがやけに見やすいのです。
おかげでいつ・どこで・誰が採集したものなのかが分かります。
このラベルの見やすさは各展示の中で最高だったと思います。
川田先生が書かれた「アラン・オーストンの標本ラベル」(ブックマン社)を読んでいなかったら、私もここまでラベルを見ることが無かったかもしれません。本書のおかげで標本を見る目が変わり、展示の楽しみ方も増えました。
(※川田先生の著書「標本バカ」については当ブログでも感想を書いています。)
研究者イチオシのおもしろハンター大集合!!
本企画展の監修をした先生たちの推しメンが紹介されているコーナーがありました。
イラストは見やすく内容は面白く、思わず「へー!」と唸る、見ていて楽しいコーナーでした。
とりあえず、今回の企画展で特に印象に残ったところを書き出してみました。
上記以外にも語りたい展示がたくさんあるので、時間を取ってまた追記したいと思います。
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