先日のツイート↓
Teams会議に参加するためのURL、これは長すぎるのではないかと常々思っています。
Teamsに限らないけどWeb会議の参加URL長過ぎなんだよなー。短縮化したのを送ってきてほしい🙄
— きぬあさ (@kinuasa) September 10, 2020
そこで、Bitlyを使って短縮したURLを自動通知する簡単なフローを考えてみました。
フロー全体図
下図がフローの全体図です。
ご覧の通り、特に複雑な処理はしていません。
フロー概要
- トリガー:「新しいメールが届いたとき (V3)(Office 365 Outlook)」、テストなので受信トレイを指定していますが、実際に使う際には、事前に招待メールを任意のフォルダに振り分けるようにしておいて、そのフォルダを指定した方が実用的だと思います。
- 「変数を初期化する」でメールの本文、宛先、件名を変数の値として設定します。
- 招待URLのインデックス値を、indexOf関数で「招待URLインデックス」変数の値として設定します。
- 後で使う招待URLと短縮URL用の変数を初期化します。
- 招待URLインデックスの値で条件判定を行い、メール本文内で招待URLが見つからない場合(招待URLインデックスの値が「-1」)の場合はそのまま終了します。
- メール本文から招待URLを取得します。招待URLのインデックス値から適当な文字数分substring関数で抜き出し、split関数を使って「"」で分割して配列として取得、first関数で最初の項目を取得、といった処理内容です。
- Bitlyコネクタの「Create a bitlink (V2)」で短縮URLを作成し、結果を「短縮URL」変数の値として設定します。
- 「メールの送信 (V2)」で短縮URLをメール送信します。
indexOf(variables('メール本文'),'https://teams.microsoft.com/l/meetup-join/')
first(split(substring(variables('メール本文'),variables('招待URLインデックス'),500),'"'))
実行結果
実際にフローを動かしたときのキャプチャーが下図で、Teams会議の招待メールが届くと、直後に短縮URLが通知されます。
取得した短縮URLをSlackやTeamsで通知することも考えたのですが、個人的にはメール通知が一番使い勝手が良かったので、上記のようなフローにしました。
ただ、下記サイトの通り、短縮URLについてはUserVoiceに多くの要望が寄せられているので、その内実装されるのではないかと思います。Microsoftさんならきっとやってくれるはず!
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