リリースノートによると、先月のGoogle Apps Scriptのアップデートで、ショートカットファイルを作成するメソッドやファイルを移動するメソッドが追加されたようなので、さっそく試してみました。
createShortcutメソッドでショートカットファイルを作成し、moveToメソッドで作成したショートカットファイルを移動するだけの簡単なコードです。
function myFunction() { const fol = DriveApp.getFolderById("(フォルダID)"); const shortcutFile = fol.createShortcut("(ファイルID)").setName("テスト用ショートカットファイル"); //ショートカットファイル作成 console.log("TargetId:" + shortcutFile.getTargetId() + ", TargetMimeType:" + shortcutFile.getTargetMimeType()); //ショートカットファイルのリンク先ファイルのIDとMimeTypeを取得 shortcutFile.moveTo(DriveApp.getRootFolder()); //ショートカットファイルをルートフォルダに移動 }
スクリプトからショートカットファイルを作成する機会はあまり無さそうですが、ファイルやフォルダを移動するmoveToメソッドの方は出番がありそうです。
また、リリースノートによると、Folderクラスの下記メソッドが廃止されたようなので、同メソッドをお使いの方はコードを修正した方が良いでしょう。
- addFile(File)
- addFolder(Folder)
- removeFile(File)
- removeFolder(Folder)
この記事へのコメントはありません。