Office Scriptsは、作成したスクリプトを組織内で他のユーザーと共有できます。
スクリプトの共有・解除方法
- コードエディターの「…」(その他のオプション)ボタンから「スクリプトの詳細」をクリックします。
- 「このブックで他のユーザーと共有する」チェックを「はい」にします。
- スクリプトファイル(osts)が自動的に共有設定されます。
- ただし、ブックは自動的に共有されないので「共有」メニューから共有設定を行います。このとき、「編集を許可する」にチェックを入れ、他のユーザーがブックを編集できるようにします。
- 編集する権限が無いと、ブックを開いても「自動化」タブ内のコマンドが無効になっており、スクリプトを実行できません。
- 他のユーザーがブックを開くと、スクリプトエディターの「作業中のブック」に、共有されたスクリプトが表示されます。
- 「実行」ボタンをクリックします。
- スクリプトの初回実行時は「実行のアクセス許可」ダイアログが表示されるので、「許可」ボタンをクリックします。
- スクリプトが実行されます。
- 手順2.の「このブックで他のユーザーと共有する」をオフにすることで、共有を解除できます。
以上のように、スクリプトを共有することで、作成者でなくてもスクリプトを実行できるようになり、作業の効率化を図ることができます。
ただし、スクリプトの共有は組織内でのみ行うことができ、外部ユーザーと共有することはできません。
また、2020年7月時点では、スクリプトの所有者でなくても共有を解除(手順10.)できてしまうのですが、その点は今後改善されるのではないかと思います。
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