Google関連

[Google Apps Script]ヘッダー名を指定してRFC 2822ヘッダーの値を取得する

以前当ブログで、GASでメールのMessage-IDヘッダーを取得するスクリプト(下記記事参照)を紹介しましたが、Apps Scriptのアップデートによって、より簡単にメールヘッダーの値を取得できるようになりました。

GmailMessage.getHeaderメソッドの追加

5月20日付で追加されたGmailMessage.getHeaderメソッドを使うことで、ヘッダー名を指定するだけで値を取得することができます。

//ヘッダー名を指定してRFC 2822ヘッダーの値を取得
function myFunction() {
  var msg = GmailApp.getInboxThreads(0, 1)[0].getMessages()[0];
  Logger.log(msg.getHeader("Message-ID"));
}

上記はMessage-IDヘッダーの値を取得するコードですが、以前書いたコード(下記)に比べて大分スッキリしました。

//メールからMessage-IDヘッダーを取得
function getMessageIdHeader() {
  var msg = GmailApp.getInboxThreads(0, 1)[0].getMessages()[0];
  var content = msg.getRawContent();
  var matches = content.match(/^Message-ID:.*$/gim);
  if (matches !== null) {
    for (var i = 0; i < matches.length; i++) {
      Logger.log(matches[i]);
    }
  }
}

今後、Message-IDやMIME-Versionなど、何かしらの値が必要な場合には、是非getHeaderメソッドをお使いください。

Google Apps Script 活用ミートアップ #4に参加しました – #GAS活前のページ

Windows 10 May 2019 UpdateをISO形式でダウンロードして実機にインストールしてみました。次のページ

関連記事

  1. Google関連

    [Google Apps Script]箇条書きと番号付きリストを設定する

    Google スライドでは、段落に対して箇条書きと番号付きリストを設定…

  2. Office アドイン

    [Office用アプリ]Google ドライブでアプリを公開する方法

    今回は先日登壇した第一回 Apps for Office 勉強会の中で…

  3. Google関連

    [Google Apps Script]Google スライドでスクリプトを実行する

    最近私の周りでPowerPoint VBAがひっそりと流行中です。…

  4. Google関連

    [Google Apps Script]スプレッドシートで不要な空白文字を削除する

    スプレッドシートでは、「データ」メニューにある「空白文字を削除」を実行…

  5. Google関連

    [Google Apps Script]自作関数を定義する

    Excel VBAでは、下記のようなコードを標準モジュールに書けばワー…

  6. オトカドール

    【オトカドール】あそべるお店マップ「オトカマップ」を作ったよ。

    当ブログで何度も取り上げているオトカ&#9829;ドールですが、公式サ…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

※本ページはプロモーションが含まれています。

Translate

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP