下記記事にある通り、Chromium版のMicrosoft Edgeが「Microsoft Edge Insider Channels」(https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/download/)で公開されたので、さっそくインストールして使ってみました。
(上記ページにも書いてありますが、現時点(2019年4月)ではWindows 10向けのバージョンしか公開されていません。)
Microsoft Edge Insider Dev Channelのインストール
ダウンロードサイトからダウンロードしたインストーラー(MicrosoftEdgeSetup.exe)を実行すれば、すぐにインストールが完了します。
インストールされたEdgeのバージョンは74.1.96.24、Google Chrome 74相当です。
また、Insider版をインストールしたからといって、既存のEdgeが削除されるわけではありません。
UserAgentの比較
今回公開されたChromium版のEdgeと既存のEdgeのUserAgentを比較してみました。
Chromium版のEdge
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/74.0.3729.48 Safari/537.36 Edg/74.1.96.24
既存のEdge
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/70.0.3538.102 Safari/537.36 Edge/18.18362
Chromium版はちゃんとChromeファミリーとして動作しているようです。
Chrome向けの拡張機能を動かしてみる
せっかくなので、Chrome向けに公開されている拡張機能を動かしてみました。
試してみたのは「Tabby Cat」、新規タブを開くとカワイイ猫が出てくるアドインです。
拡張機能の設定から「Developer mode」をオンにして、「Load unpacked」ボタンから、拡張機能のマニフェストが入ったフォルダを指定すれば読み込み完了です。
支払いが発生するペット選択機能はエラーが発生して使用できませんでしたが、下図の通り問題なく猫さんが表示されました。
すべてのChrome向けの拡張機能が動作するわけではありませんが、マニフェストファイルを変更することなく、そのまま読み込めるのは便利だと思います。
そういったわけで、公開されたばかりのChromium版のMicrosoft Edgeを軽く触ってみました。
まだまだ開発途中の段階なので、決して使い勝手が良いとは言えませんが、動作は軽快で今後の発展に期待ができそうなブラウザーです。
上でも書いた通り、Insider版のEdgeをインストールしたからと言って、既存のEdgeが消えるわけではないので、新しいブラウザーに興味がある方は是非お試しください!
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