ちょっと長めの冬休みももうすぐ終わり。
サザエさん症候群待ったなしの日曜日ですが、今日は自分の持病について記事を書いてみようと思います。
メニエール病とは?
タッキー&翼で有名なアイドル今井翼さんも患った(参考記事)「メニエール病」、実は私も10年ほど前からこの病気を抱えています。
病名がカタカナであまり馴染みが無い病気かもしれませんが、Wikipediaによると下記のように説明されています。
メニエール病(メニエールびょう、英語: Meniere’s disease)は、激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患である。厚生労働省の特定疾患に指定されているが、特定疾患治療研究事業の対象ではない。
疾病名はフランスの医師プロスペル・メニエール(英語版)が1861年に初めてめまいの原因の一つに内耳性のものがあることを報告したことに由来している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%97%85 より
要するに、
- めまい
- 耳鳴り
- 耳閉感(耳が詰まった感じ)
- 難聴
といった症状が現れる病気ですね。
一般的には男性より女性の方が発症しやすいと言われていますが、男の私が20代半ばで発症し、上記の通り、男性著名人も多く発症していることから、性別はあまり関係ないように思います。
発症のきっかけ
メニエール病の原因はよく分かっていませんが、ストレスに強い相関があると言われています。
私が発症したのは10年ほど前ですが、たしかに当時は公私ともに忙しく、睡眠時間が2,3時間といった日々が続いていたため、自分自身では気が付いていませんでしたが、身体的にはかなりストレスを抱えている状態だったのでしょう。
最初は耳閉感から始まり、「耳に何かゴミでも詰まってるのかな?」程度にしか思っていなかったのですが、夜寝るときに頭がグルグル回るような眩暈や強い耳鳴りも起こるようになり、いよいよ耳鼻科を受信した結果、最初は「突発性難聴」と診断されました。
その後、一旦収まった症状が繰り返すことから“メニエール病”と再診断されたわけですが、初期の段階では突発性難聴とメニエール病の区別が難しいようです。
耳鳴りや耳閉感、めまいを感じたら無理せず休んですぐに耳鼻科に!
上でも書いた通り、メニエール病(突発性難聴もそうですが)の原因はストレスが関わっていると言われています。
もし、睡眠が十分に取れていない状態やストレス過多な状態が続いていて、耳鳴りや耳閉感、めまいといった症状が現れたら、すぐに耳鼻科に行って診断を受けることをお薦めします。
特に、突発性難聴は治療開始が早ければ早いほど良く、発症後2週間以上経ってから治療を開始すると、回復率が悪くなると言われています。
メニエール病との付き合い方
メニエール病の症状は上で書いた通り、めまいや耳鳴り、耳閉感といったものですが、利尿剤(イソバイド、イソソルビド)やビタミンB12剤(メコバラミン、メチコバール)、ステロイド剤といった薬の服用や生活習慣の見直し(十分な睡眠、適度な運動)で症状が回復する、もしくは軽くなります。
(病状には大きく個人差があるので、一概には言えないのですが・・・)
ただし、私の経験上、完全に症状がなくなったとしても、季節の変わり目や風邪をひいたとき等、ふとした拍子に症状がぶり返すことがよくあります。
体感的には、自律神経が乱れ気味なときに耳の調子が悪くなることが多いです。
この記事を書いている今このときも、年末に体調を崩したことを切っ掛けに症状がぶり返してしまいました💦
症状が現れだしたときは、「せっかく症状が落ち着いていたのに・・・」と、ホントもうメチャクチャ凹んでしまうのですが、さすがにもう10年もこの病気と付き合っていると、ある程度の付き合い方が見えてきます。
- 無理はしないで休む!
- 好きなことをする。
- 考え過ぎない。
- 体を動かす。
これは基本ですね。
症状が現れるときは大体体調も良くないことが多いので、早めに寝て十分な睡眠時間を確保するようにしています。
強い耳鳴りがあるときは気になって眠れなくなることもあるのですが、そんなときは枕元にスピーカーを置いて、迷惑にならない程度のボリュームで音楽を掛けながら寝るようにしています。
(個人的には、ルーンファクトリー4のBGMあたりを聴いているとよく眠れます。)
主治医に話をして、眠りやすくなる薬を処方してもらっても良いかもしれません。
耳閉感や強い耳鳴りがあるとき、それだけでかなりのストレスです。
医者の先生には「なるべく気にしないように!」と言われたこともあるのですが、ぶっちゃけ無理です。
耳鳴りはウザいし、音や声が聞こえづらくなるし、「一生このままだったらキツいなー」と悲観的にもなるし、正直、気にしないようにするのは自分にはできません。
そこで私は、漫画を読んだりゲームをしたり、自分の好きなことをして気を紛らわせるようにしています。
好きな漫画やゲームに集中している間は症状も気にならなくなるし、ストレス解消にもなるのでオススメです。
上で書いたこととも重なるのですが、症状が現れるとどうしてもネガティブな思考に陥りがちになってしまいます。10年経った今でもそうです。
なので、あまり先のことばかり考えず、「今日は仕事終わったらアイカツ!やって帰る」「晩御飯は好きなもの食べる!」なんて、その日の目標というか、楽しみになるようなことを設定して、それを目指して日々乗り切るようにしています。
といっても私はそれほどハードな運動をしているわけではなく、日ごろから運動不足気味だと思うのですが、症状が出ているときは軽いウォーキングや寝る前のストレッチ、Wii Fit(これは運動に入るのかどうか分かりませんが)などをやって、なるべく体を動かすようにしています。
もちろん、無理をしないことが前提ですが、少しでも体を動かすと気分もよくなり、美味しくご飯も食べられ、また心地よく眠れるようになります。
おわりに
医者の先生曰く、同じメニエール病でも病状は人によって様々で、めまいが酷くて歩けなくなる方や、エレベーター等に乗ることもできない方もいらっしゃるそうです。
ネットで検索すると、私なんかよりも遥かに重い症状で苦しまれている方も多く見かけます。
あまり一般的ではなく、職場等の理解もなかなか得にくい病気だと思いますが、少しでもこの病気の知名度が上がれば良いなー、との思いから、今回は私の持病「メニエール病」について色々と書いてみました。
突発性難聴もそうですが、メニエール病はいつ誰がなってもおかしくない病気です。
一度罹ったら完治するのが難しいとも言われる病気で、一番大事なのは予防です。
先述の通り、ストレスが原因と言われている病気ですので、日頃からストレスを溜めない生活を心掛けること、そして、耳鳴りやめまいといった少しでも体におかしいことがあれば、すぐに医者🏥に行くことを、個人的には強くお薦めします。
お久しぶりです。
まさかメニエール病の事を書くとは思いませんでしたので、正直驚いております。
この病は奇病と言われていますが、気病とする人が多いです。
ちょっと酷な事を言ってしまえば、病院に言った時点で負けです。
病院に行き、病の正体を知っても治せないという致命的なもので
かと言って死に至る病でもなく、比較的女性に多く
判り易い事を言うと、世間でいう所の性同一性障害のような先天性の病が有りますが
仮定として、一本の横線を紙に書き、その中心にクロスさせた短い縦線を引きます。
そして右側が男性だとするなら、左側を女性として
自分が、その横線のどの辺りに位置しているのか?を考えてみてください。
私の場合は、性別は男性ですが、その横線上の中では極めて女性に近い所に位置する男性です。
精神医学や心理学上では夢をモノクロで見る人とカラーで見る人の2タイプがありますが
夢をカラーで見るのは女性ばかりです。
私は男性ですが夢は全てカラーで見えています。
メニエール病も同じようなもので、女性特有と言っても過言ではありません。
私の母もメニエール病を持ち、私自身も軽度のメニエール病を抱えています。
そしてこれを機にしたら負けと認識していますw