久しぶりのGoogle Apps Scriptネタです。
今回はスライドのサイズに合わせて動画を挿入するスクリプトを紹介します。
function myFunction() { var url = "https://www.youtube.com/watch?v=RmVAbB3M-4Y"; var prs = SlidesApp.getActivePresentation(); var slide = prs.getSlides()[0]; slide.insertVideo(url) .setDescription("動画の説明です。") .setTitle("動画のタイトルです。") .setWidth(prs.getPageWidth()) .setHeight(prs.getPageHeight()) .alignOnPage(SlidesApp.AlignmentPosition.CENTER); }
スライドに動画を挿入するには、Slide.insertVideoメソッドを使用します。動画のURLを引数として指定するのですが、現在サポートされているのはYouTubeの動画のみのようです。
動画の幅と高さを指定しているのはVideo.setWidthメソッドとVideo.setHeightメソッドで、Presentation.getPageWidthメソッドとPresentation.getPageHeightメソッドで取得したスライドの幅と高さをそれぞれ指定しています。
最後に、挿入した動画をVideo.alignOnPageメソッドで画面中央に配置すれば完了です。
alignOnPageメソッドの引数には、AlignmentPosition列挙の値を指定します。
この“大きさと高さをスライドに合わせて中央に配置する”というのが、地味ながらよく使う大事な一手間です。
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