今回もGoogle Apps Script(Google スライド)ネタです。
今回はすべてのスライド上にあるすべてのシェイプに対して処理を行うコードです。Google スライドでスクリプトを実行する方法については下記記事をご参照ください。
function myFunction() { var slides = SlidesApp.getActivePresentation().getSlides(); slides.forEach(function(slide) { slide.getShapes().forEach(function(shape) { SlidesApp.getUi().alert(shape.getText().asString()); }); }); }
上記コードを実行すると、各スライド上にある各シェイプから文字列を取得し、メッセージボックスで表示していきます。
処理は単純で、下記のような流れで文字列を取得しています。
Presentation.getSlidesメソッドでスライドを配列として取得
↓
forEach文でループ
↓
Slide.getShapesメソッドでシェイプを配列として取得
↓
forEach文でループ
↓
Shape.getTextメソッドでTextRange取得
↓
TextRange.asStringメソッドで文字列取得
コードを一部変更すれば、すべてのシェイプのフォントを変更する処理も簡単に実行できます。
function myFunction() { var slides = SlidesApp.getActivePresentation().getSlides(); slides.forEach(function(slide) { slide.getShapes().forEach(function(shape) { //各シェイプのフォントを「Kosugi」に変更 shape.getText().getTextStyle().setFontFamily("Kosugi"); }); }); SlidesApp.getUi().alert("処理が終了しました。"); }
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