Office関連

未読アイテムの件数を取得するOutlookマクロ

Outlook 未読 件数 マクロ」といったキーワード検索でのアクセスがありました。Outlookのマクロで、未読アイテムの件数を調べたい方からのアクセスだと思います。

下記記事でも書いていますが、OutlookのFolderオブジェクトには、そのものずばりなUnReadItemCountプロパティが用意されているので、こちらを使えば一発で未読アイテムの件数を取得することができます(下記コードでは受信トレイフォルダー(olFolderInbox)を指定しています)。

Public Sub Sample001()
  MsgBox "未読アイテム数:" & Application.GetNamespace("MAPI") _
                              .GetDefaultFolder(olFolderInbox) _
                              .UnReadItemCount, vbInformation + vbSystemModal
End Sub

もし、個々の未読アイテムに対して何らかの処理を実行したい場合は、UnReadプロパティを使うことで、未読か既読かを判別することができます。

例えば未読メールに対してのみ処理を行う場合は、下記のようなコードになります。

Public Sub Sample002()
  Dim itm As Object
  
  With Application.GetNamespace("MAPI").GetDefaultFolder(olFolderInbox)
    For Each itm In .Items
      Select Case LCase(TypeName(itm))
        Case "mailitem" 'MailItemのみ処理
          '未読メールのみ処理
          If itm.UnRead = True Then
            Debug.Print itm.Subject
          End If
      End Select
    Next
  End With
End Sub

【感想】僕と君の大切な話4巻前のページ

ユーザー設定フォームに基づいてメールを作成するOutlookマクロ次のページ

関連記事

  1. Office関連

    各ページを画像に変換するWordマクロ

    Excel MVPの伊藤さんがブログで、WordのPageオブジェクト…

  2. Office関連

    指定したファイルをエクスプローラーで開いて選択するVBAマクロ

    マクロから直接ファイルを開くこともできるけどファイルの操作はユーザーに…

  3. Office関連

    指定したAccessファイルで「データベースの最適化/修復」を実行するVBAマクロ

    大分前の記事になりますが、開いているデータベースを最適化するマクロのコ…

  4. Office関連

    Office 365 unified APIをVBAから呼び出す

    前回の記事で、VBAからOffice 365 APIを呼び出す手順につ…

  5. Excel

    モヤさまのショウ君にいろいろ喋らせるVBAマクロ(1)

    「「VoiceText Web API」(β版) の提供を開始」にある…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

※本ページはプロモーションが含まれています。

Translate

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP