リボン関連

続・Office Ribbon Editorがダウンロード出来ない?

Office Ribbon Editorがダウンロード出来ない?」でも書いた通り、リボンをカスタマイズするためのツール「Office Ribbon Editor」が、ここ数ヶ月オフィシャルサイトからダウンロードできなくなっていました。

オフィシャルサイトのドメインの期限切れが原因だったのですが、先日作者の方からメッセージをいただき、新たなドメインに移行(brazucanetからのrebranding)されたことを知りました。
下記が新しいオフィシャルサイトです。

LeafCreations
http://www.leafcreations.org/

Office Ribbon Editorももちろん公開されていて、Changelogを見るとバージョン2系統(Office Ribbon EditorはOffice 2007用のバージョン2系統とOffice 2010にも対応したバージョン3系統があります)が2.6.0までアップデートされていました。

これまで公開されていたバージョン2.2.9以降の変更点は下記の通りです。

Version 2.6.0:

* Added: Re-design of the menu bar to accomodate new functionality
* Added: Search Menu: Find, Find Next, Find Previous, Incremental Search, Go To, Bookmarks
* Added: View Menu: Zoom In, Zoom Out, Zoom Reset, Fold All, Unfold All, Collapse current Level, Uncollapse Current Level, Toggle Fullscreen
* Added: Tools > Options

Version 2.5.0:

* Added: Help > Report a Bug.
* Added: Autocomplete list now contains images describing the xml type.
* Fixed: About window copyright info and component list.
* Fixed: Layout changed to mimic version 3.0.0.
* Fixed: Pressing F2 on a selected image allows the id to be edited.

Version 2.4.1:

* Fixed: Help > Check for Updates now points to the new website.
* Fixed: Minor bugs to Installer.

Version 2.4.0:

* Added: New code editor control from ScintillaNET.
* Updated: FatCow iconset.

Version 2.3.0:

* Updated: Links to new website.
* Updated: New iconset from FatCow.

実際に使用してみて、大きく変わったと思うのはコードエディタがScintillaNETになって、簡単なインテリセンス機能も使えるようになったことです。

親要素・子要素の関係がバラバラだったりと、完璧なコード補完とは言えませんが非常に便利な機能です。
(より充実したインテリセンス機能を利用したい場合には、「SharpDevelopでリボンXMLを編集する」でも紹介している”SharpDevelop“の使用をお薦めします。)

それ以外にも検索メニューやコードの拡大・縮小機能等、細かい点が強化されていて、非常に使いやすくなっています。

もちろん日本語も使用でき、これまでのバージョンにあった”日本語を入力すると重なって入力される“不具合も解消されています。

今まで以上に便利になったOffice Ribbon Editor、皆様も是非お試しください。
ソフト本体はバージョン2系統3系統ともに、「Office Ribbon Editor」からダウンロードすることができます。
すでにOffice Ribbon Editorがインストールされている場合でも、新しいバージョンのインストールファイルを実行すれば、自動的に新しいバージョンへと更新されます。

2011/11/02 追記:
バージョン2.7.0が公開されました。
いくつかの変更点はあるのですが、一番大きな変更はimageMso属性のインテリセンスが効くようになったことです。

オプション画面から”Include imageMso List“にチェックを入れることで、imageMso属性のインテリセンスが有効になります。

ただしWindows 7でOffice Ribbon Editorを使用している場合(恐らくVistaも同様)、管理者権限で実行しておかないと”Include imageMso List“のチェックを反映させる際にエラーが発生しますのでご注意ください。

2011/11/03 追記:
バージョン2.7.1で早速修正してくださいました。
2.7.0ではエラーが発生しましたが、2.7.1ではエラーが発生しません。2.7.0をお使いの方はバージョンアップすることをお薦めします。

[Windows 8]スタートスクリーンに背景画像を設定する。前のページ

テキストボックス等Shapeオブジェクトのテキストのみを置換するWordマクロ次のページ

関連記事

  1. Word

    リボンからプリンタを選択して簡単に印刷できるようにする(Word)

    今回はdynamicMenu要素のgetContent属性のコールバッ…

  2. Office関連

    Office 2016のコントロールIDリストが公開されました。

    昨年の秋にリリースされたOffice 2016。そのコントロールI…

  3. Office関連

    シート見出しの右クリックメニューから「コードの表示」を消す方法

    いつもお世話になっている「インストラクターのネタ帳」の管理人である伊藤…

  4. Office関連

    Office 2013のコントロールIDリストが更新されました。

    「コントロールID 一覧(Office 2013)」でも紹介しているO…

  5. Office関連

    指定したセル範囲をUTF-8やEUC-JP等のテキストファイルとして出力するExcelアドイン

    以前この記事で、指定したセル範囲をUTF-8やEUC-JP等のテキスト…

コメント

    • standard-software
    • 2017年 10月 19日 11:31pm

    またダウンロードできなくなっているようです。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

※本ページはプロモーションが含まれています。

Translate

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP